前回の記事でお話しした自動猫トイレについて書いていきたいと思います。
ごはんの自動給餌器はご存知の方も多いようですが、
自動猫トイレって??とまだまだ存在を知らない方が多いようです。
名前の通り、自動でお掃除してくれるトイレなのですが、
人間の温水洗浄トイレと同じような感じです。
今のトイレって、人が立ち上がるとセンサーが反応して勝手に流れますよね。
それとほぼ同じイメージです。
猫ちゃんがトイレを利用すると数分後に自動で掃除が行われ、
ゴミは自動猫トイレ内蔵のダストボックスに入れられて、おしまいです。
「猫のトイレを自動にするなんて愛がない」
なんて知人から言われたりもしましたが、そんなことはありません。
愛があるからこその、自動猫トイレをオススメします。
もちろん、手動おトイレも愛の塊です♡
自動猫トイレのメリットデメリットを比較して選んだ理由について、
どちらもネットで多く上がっている意見をまとめてみました。
まず、メリットしては、
☑︎常に清潔に保てる
☑︎猫のトイレ掃除に費やす時間が軽減される
☑︎多頭飼いでも安心して使用出来る
☑︎多頭飼いでもこれ1台でOK
☑︎トイレ周りの匂いが気にならなくなった
☑︎1年保証がついていて安心
次に、デメリットは
☑︎価格が高い
☑︎場所をとる
☑︎子猫や、猫の体重によって使用出来ない場合もある
☑︎警戒心が強い猫は好まない可能性がある
☑︎使用できる砂が決まっている可能性がある
これだけみると、良いのか悪いのか?よくわからないと感じるかもしれませんが、
私はこれらをふまえて購入し、4ヶ月ほど使用しましたが、メリットしかありませんでした✨
後で、実際に使ってみて感じたメリットデメリットについても書いていきます。
1日2回という最低回数のトイレ掃除ができない人はなかなかいないかと思いますが、
飼い主が仕事や、外出の際にトイレが汚れたままの状態で、飼い主の帰りを待つよりも、
1回ごとに掃除され、毎回ピカピカになり、猫ちゃんもおトイレし放題✨
これはもうこの1つのメリットだけで買うに値する理由ですね!笑
子猫や、体重の軽い猫が利用できない、の問題ですが、
これは私も実際に購入の際にぶつかった壁でした。
有名機種の体重制限についてちょっと調べてみました。
・キャットロボットOpen Air(オープンエアー) 2.3kg~
・CATLINK(キャットリンク) 1.5kg~
・Lavvie Bot S(ラビィボット) 1〜7.5kg
・MOME(モーム) 1〜4kg
・CIRCLE 0(サークルゼロ) 制限なし
猫種にもよりますが、2ヶ月頃の赤ちゃんの体重で使える商品はかなり限られました。
なので、赤ちゃんのうちから自動猫トイレを使おうとすると、
1kgを超えている子なら、Lavvie Bot S、MOME、CIRCLE 0の3択。
しかし、
ラグドールのような大型猫は、上限体重のあるLavvie Bot S、MOMEは成長したら使えません。
平均的な価格の猫トイレと比べたら、超高級といってもいいお値段なので、ずっと使えるものを選びたいのが大人の事情です…
ほとんどの機種は、体重差を感知して清掃が始まるので、子猫では軽すぎて反応しないばかりか、中にいるのに清掃が…なんて状況は想像もしたくもありません。
子猫では、利用できる機種なんてないんじゃないか?と諦めかけた時に気づいたのが、
CIRCLE0〇は体重ではなく、センサーで感知されるということ✨✨
出入り口についているセンサーが反応するので、体重の軽い子でもしっかり反応するようです。
となると、
CIRCLE 0 一択になりました👏
もう成猫になっている子の買い替えだったら、色々選択肢がありますが、子猫対応機種はまだまだ少なかったです。
場所を取るのは、大型猫の場合、どんなトイレを使っても同じだし、
超高級な価格については…人間が頑張って働きます!!笑
機種によって値段もピンキリで、安いものだと4万円くらいで買えるものもありましたが、
CIRCLE0のつるんとした、オブジェのようなデザインに惹かれ、楽天でポチッ!
まず、届いてびっくり!
箱が想像以上に大きい。
大きいというよりも、デカイ!!!!
これは下手したら、玄関から通らないおうちもあるのでは?というレベルです。
うちはなんとか入り、早速開梱!ですが…
「修理などの際に送る用に、箱は取っておいてください。」なんて書いてあります。
いやいやいやいや、それはかなり難しいです!!!!とひとりで大騒ぎしました。
玄関を通るかも怪しいほどのサイズの箱ですよ?いくら潰しても難しすぎませんか?
いきなり難易度高いことを言ってきます。・・・悩んだ挙句、捨てました。
田舎の広い一軒家ならともかく、都会のマンションにそんなスペースはありません!!
CIRCLE0は言葉で説明するよりも、見たほうが早いので画像を見てください。
説明しようにも、ボタンみたいなものが一切ないんです。
ちょうど我が家の子猫が利用中ですが。笑
↓↓↓↓↓
スイッチの1つさえありません。
つるっとしたホワイトの球体デザインで、リビングにあってもなんの違和感もありません。
うちに遊びに来た友人に「あれ?猫のトイレは?」なんて言われるくらいです。
なんならオシャレなオブジェのようです。
デザインは良し!
ということで、実際に4ヶ月間使ってみてのメリットデメリットについてです。
まずはメリット。
☑︎掃除が毎回自動でされるので、常に清潔✨なのにトイレ掃除にかかる時間はゼロ!
そんなの当たり前!それゆえの高額でしょ!わざわざ書いてアホか?と思うかもしれませんが、
この”毎回自動”の有り難みが凄いです。めちゃくちゃに最高なんです!!
愛しの猫様のトイレ掃除、もちろん手動でも喜んでやらせていただきますが、
『風邪をひいた時』『二日酔いの時』『低気圧に悩まされている時』
そんな体調が悪く、できることならベッドから一歩も動きたくない!なんて時でも、常に清潔です。
もちろん、夜の睡眠中も、付き合いきれない早朝の大運動会後も、常にピカピカトイレです!笑
2020年の春には、一人暮らしの猫飼いさんに自動猫トイレが爆売れしました。
もし、自分がコロナウイルスに感染して動けなくても、トイレが綺麗になるように、だそうです。
1項目で2つのメリットが出てきてしまいました。
☑︎すぐに掃除されるので、匂いも気になりません。
お迎え直後なのに、おしっこうんちの判別がつかず、CIRCLE0に顔を突っ込んで匂いを嗅いでいました。
(今もやっています笑)
☑︎1年保証・アフターサービス
家電なんかでもよく1年保証だとか、3年保証だとかやっていますが、利用したことはありません。
iPhoneの保証すらいらないかな、なんて最近は思っていたり。
ですが、購入から約1ヶ月半、使用から1ヶ月後、カスタマーに問い合わせしなきゃいけない事態が発生。
コロナ禍で、そもそもの電話すらも繋がりづらい会社が多い中で、こちらはすぐに繋がりました。
対応も親切でとてもよく、なかなかハッキリしない原因に何往復もの電話、メールでサポートしてくださいました。
※この時の、もう壊れたの?事件についてはまた別記事で。結果は壊れていませんでした。
☑︎ビジュアルが美しい上に、うるさくもない。
ビジュアルの美しさについては、前述した通り。
ですが、美しいものがうるさいなんて許せない〜!騒音撲滅!
お掃除中の音を例えるのならば、海の音を再現しようと、箱に入れた砂をザザーっと傾けるような音でしょうか。
キッチンの換気扇や、掃除機、空気清浄機の強モードの方がよっぽど煩く感じます。
なので、音も特に問題なし。
続いてデメリットですが、
☑︎ゴミ捨て後の蓋が付けにくい。
商品レビューにも多く書かれていますが、ゴミ捨ての際にドームの上側の蓋ごと外す必要があります。
他のメーカーだと、ダストボックスのみ外せるものが多いのですが、CIRCLE0はそれが出来ません。
そしてその蓋を外すのは簡単(持ち上げるだけ)なのですが、付けるのが難しいです。
蓋が薄く、左右(前後)を持ってはめようとするとちょっと歪んでしまって、ピッタリとはまらないんです…
なので、毎回微調整しながら何度かはめ直す必要があり、それがちょっとめんどくさい。
・・・・・・と、これしかないかもしれません。
この蓋が最大かつ、唯一のデメリットであり、しばらく考えたのですが、他に思いつきませんでした。
値段の高さについては、それを上回るメリットがあるので、むしろコスパはかなりいいと感じました。
トイレ掃除にかかる時間を計算してみます。
毎回5分だと仮定すると、1日4回だとしても20分です。
・1週間で140分。
・1ヶ月で600分。(30日計算)
・1年で7300分。(365日計算)
時間単位に直すと、121時間にもなります!
上記の蓋の取り付けのデメリットがあるとはいえ、蓋を外してゴミ袋を替え、
めんどくさい蓋の取り付けをしても、5分あれば十分なので、それが週1回になれば、
それだけで1週間あたり、135分も時短になります。
あまりベタ褒めすると、回し者みたいなのですが笑
猫砂については、販売元からおすすめされていた、おからのPULFINO(パルフィノ)を使っています。
CIRCLE0は、固まった排泄物をくし付きシャベルで救うタイプなので、細かい猫砂が相性が良いようです。
他にも、鉱物系の良く固まる砂、おからの砂、木製の砂と、対応してる猫砂の種類は多めです✨
粒が大きいものだと、余分にすくわれてしまうこともあるようですが、ねこチャンも細かい砂の方が喜ぶ子が多いようなので、細かめで、粉が舞いにくいおからにしました。
また、我が家はブリーダーさんからお迎え後にすぐ、
自動猫トイレを導入予定だったので、入り口までの高さも重要ポイントでした。
先ほど挙げた有名機種5種で比べてみると、
・キャットロボットOpen Air(オープンエアー) 46cm ※別売りステップあり
・CATLINK(キャットリンク) 41cm ※別売りステップあり
・Lavvie Bot S(ラビィボット) 37cm
・MOME(モーム) 34.5cm
・CIRCLE 0(サークルゼロ) 21cm
と圧倒的にCIRCLE0が、低く、一番高いものと比べると半分以下。
元気いっぱいの大人の猫ちゃんなら問題ないかもしれませんが、
まだ体の小さい子猫や、高齢の子になってくると高低差が辛くなってくることもあるようです。
CIRCLE0の21cmの高さは、生後2ヶ月1.3kgのラグドールも問題なく使えました。
他の機種だと、アプリでおトイレ状況や、体重管理が出来るものもありましたが、
子猫のうちはそもそも使えないものばかりで、選択肢に入れることすらできませんでした。
また、メカっぽい?宇宙船やロケットのようなゴツいデザインのものも多く、
かっこいいとも言えるのですが、イカツイとも言えまして…
お部屋の景観を考えると、ちょっとお邪魔かな〜と思ってしまいました。
と、CIRCLE0を実際に使ってみてのレビューを書いてみました。
自動猫トイレはまだまだ認知度も低く、レビューも多くなかったり、サイトによって偏りがあったりと、購入に踏み切るのにちょっと賭けのような気持ちもあったので、これが誰かの参考になれば幸いです。
これからも猫ちゃんとの暮らしが快適になるように、
便利グッズを発見したらどんどん投入していきたいと思います。
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